看護部について
看護部長あいさつ
当院は2009年10月、今までの神経難病・脳血管障害の疾患に加え、内科一般およびリウマチ・膠原病疾患を中心とした医療を行う専門病院を目指してオープンしました。現在、全道各地から専門的医療を受けるために患者さまが多数来院されています。
私たちは、長い経過をたどる病とそれに伴う機能障害の双方を抱える患者さまとご家族を医療チームが一丸となって支援していくことを方針としています。
リウマチの講演会でしばしば、ルノワールの晩年の写真を示しリウマチの典型であるという話を聞くことがあります。ルノワールは48歳でリウマチに罹患し、61歳で車椅子の生活を強いられましたが、晩年までリウマチの痛みや苦しみを微塵も感じさせない画風があったそうです。その豊かな画風を貫きとおすことができたのは、妻と3人の息子とその嫁たちの支え(援助)があったからだと言われています。
私たちも看護・介護の専門性を磨き、患者さまがその人らしく人生が送れるよう、「声を聴き」、「想いを知り」、おひとりお一人の人生の質に注目し、患者さま・ご家族と共にチーム医療を推進していけるよう努力してまいります。
看護部長 平沢 妙子
看護理念
チーム医療の中で看護・介護の専門性を活かし、
患者さまの人生の質に注目した療養生活支援を行います。
看護部方針
- 内科リウマチ専門病院として機能するよう医療チームで連携・協働し、看護・介護に取り組みます。
- 患者さまとご家族の意思を尊重した看護・介護を実践します。
- 自律的に研鑚し、専門性の高い看護・介護を提供します。
- 病院運営に積極的に参画します。
「その人らしい人生」
「人生の質」
当院の入院患者様は長い経過をたどる病気とそれに伴う機能障害をもたれ、まさに「病気と共に生きる」「病気とともに生きてこられた」方が入院されています。患者様は疾患に伴う機能障害等がある中で日常生活動作を行っています。補助具や装具などを使用したり、時間がかかったりしても「その人らしく」生活(人生)を送られています。
看護師は患者様の入院時に基礎情報収集を行います。患者様がまず「何ができるか?」という事を聴取しますが、結果は「できる」か「できない」で終了してしまう事がほとんどです。大切な事は、「どのような方法でどのくらいの時間を要して患者様がひとりでできるか」ということだと考えます。その中には病気と共に生きてきた患者様の「ありたい姿」があるのではないかと思います。
そんな患者様の「ありたい姿」「その人らしい人生」を継続できるよう多職種が協働・連携し、意思決定支援できるよう努めています。
専門性の高い看護実践を身に着けキャリアアップを図れるようクリニカルラダーに基づいた院内研修を実施しています。また、院外研修や学会参加、資格取得へのチャレンジを支援しています。当院には日本リウマチ財団 登録リウマチケア看護師13名、リウマチ登録理学・作業療法士7名、リウマチ登録薬剤師5名がいます。更に、先輩たちを目標に今後資格取得を目指し準備しているスタッフがいます。これらの資格取得には病院からの支援制度もあります。
看護教育
メンバーシップ研修
当院では研修を通じて看護技術の根拠を再確認し、日々の看護に活かしています。また、看護師は高い看護技術を維持するために、クリニカルラダー に沿った院内外の研修を受講します。
写真は、メンバーシップ研修の様子です。コミュニケーションゲームで楽しく学んでいます。
多職種研修
看護師だけではなく、ケアワーカー(看護補助者)や歯科衛生士の採用も多い当院では、職種別の研修も企画し てます。時には、歯科衛生士から看護師への技術伝達講習もあり、患者看護に役立てています。また、看護師だけではなくケアワーカーにも、プリセプターが1年間付いて、成長に合わせた教育を行っています。
写真は、歯科衛生士の研修風景です。
先輩看護師から
登録リウマチケア看護師 外来
私は2009年当院新体制移行当初から外来で働いています。そこで改めてリウマチ・膠原病について学び、諸先輩方や、他職種の皆様に優しくご指導いただき、今まで継続して勤めることができています。その中で、結婚・出産を経て、2子の母として、日々奮闘しています。まだ幼い子供の事で、急なお休みを頂くことも多々あり、心苦しく感じる事もありますが、その都度上司や同僚より理解を示してもらい、優しく励まされ支えてもらっています。働きやすい職場環境に恵まれている事に感謝しています。
長く通われている患者さんからも、「子供は何歳になったの?」「頑張ってね。」などと声を掛けていただき、私自身も患者さんから力を頂いています。
外来受診という限られた時間の中で、より専門的な知識を持って患者さんと関わっていきたいと思い、登録リウマチケア看護師の資格を取得し、現在は更新を続けています。患者さんの不安や痛みが少しでも和らぎ、笑顔で過ごす日々が増える事を願い、サポートしています。
登録リウマチケア看護師 3階病棟
私は准看護師として入職し、働きながら、進学コースを経て正看護師の資格を取得しました。
学業と仕事の両立は想像以上に大変でしたが、当院ではプリセプター制度があり、看護技術や知識、業務の進め方など私が理解するまで丁寧に教えていただくことが出来ました。そして、プリセプターだけでなく、病棟のスタッフの雰囲気もよく、毎日楽しく仕事ができ、誰に相談しても快く答えて頂いた事や仕事以外でも色々な相談にのって頂いたことが今でも大きな支えとなり、私の頑張るモチベーションとなっています。
私が当院で働きたいと思った理由は、関節リウマチを患っている父のために、リウマチに特化した病院で学びたいと思ったからです。私が小さい頃から、手首が痛いと言いながらも痛みを我慢し、トラックの運転手として私を育ててくれました。現在は内服治療により痛みの増強はなく、よく電話をしてお互いの近況を語り合っています。実際に関節リウマチの患者さまと関わる中で痛みだけでなく色々な不安を抱えながら過ごされているという事が分かりました。さらにリウマチ性疾患の知識を深めたいと思い、登録リウマチケア看護師の資格を取得しました。まだまだ未熟で勉強不足な部分も多いので資格を活かし、患者さまの思いに寄り添い、手助けできる看護師を目指して頑張っていきたいです。
施設紹介
病棟
外来
食堂
募集要項
介護福祉士
介護福祉士実務者研修修了者(ホームヘルパー1級)
介護職員初任者研修修了者(ホームヘルパー2級)
経験3年以上
59歳以下(定年年齢を条件とするため)
2交代制
日 勤:8時00分 - 16時45分(早出)
:10時45分 - 19時30分(遅出)
夜 勤:16時45分 - 9時45分
月8日休み(シフト制)
有給休暇、特別休暇、年末年始休暇、開設記念日
161,300 ─ 188,000円/月
夜勤手当:10,000円/回(月4回程度)
その他勤続手当、住宅手当、扶養手当、冬期燃料手当あり
交通費は別途支給(上限あり)
賞与:2回/年、退職金制度あり
健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険、確定拠出年金
院内教育体制あり
院外研修への計画的な参加支援あり
福利厚生施設あり
詳細は面談の時にお伝えします。
履歴書(市販のもので可)
資格証のコピー(入職時原本提示必要)
施設見学・面接は随時お受けいたします。
下記問い合わせ先までご連絡ください。
北海道内科リウマチ科病院 看護部(平沢)
TEL:011-611-1371(代表)
介護福祉士
介護福祉士実務者研修修了者(ホームヘルパー1級)
介護職員初任者研修修了者(ホームヘルパー2級)
未経験でも可
59歳以下(定年年齢を条件とするため)
平日:月 ─ 金曜日で週3日程度
勤務日数は相談に応じます。
9時00分 ─ 15時30分
時給1,010円~
入浴・排泄・食事の介助、シーツ交換、入院患者様への病棟における日常生活援助
詳細は面談の時にお伝えします。
履歴書(市販のもので可)
資格証のコピー(入職時原本提示必要)
看護師(医療療養病棟・障害者病棟勤務)
59歳以下(定年年齢を条件とするため)
2交代制
日勤:8時45分~17時15分/夜勤:16時45分~9時15分
週休2日制
有給休暇、特別休暇、年末年始休暇、開設記念日
227,000~320,000円/月
夜勤手当:12,000円/回(月4回程度)
その他住宅手当、扶養手当、冬期燃料手当あり
交通費は別途支給(上限あり)
賞与:2回/年、退職金制度あり
健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険、確定拠出年金
院内教育体制あり/院外研修への計画的な参加支援あり
福利厚生施設あり
詳細は面談の時にお伝えします。
履歴書(市販のもので可)
看護師免許証のコピー(入職時原本提示必要)
施設見学・面接は随時お受けいたします。
下記問い合わせ先までご連絡ください。
北海道内科リウマチ科病院 看護部(平沢)
TEL:011-611-1371(代表)
新卒看護師
令和7年3月看護大学および看護専門学校卒業見込みの看護師
施設見学・面接は随時お受けいたします。
下記問い合わせ先までご連絡ください。
北海道内科リウマチ科病院 看護部(平沢)
TEL:011-611-1371(代表)
看護師(医療療養病棟)
59歳以下(定年年齢を条件とするため)
平日:月 ─ 金曜日で週3日程度
勤務日数は相談に応じます。
9時00分 ─ 13時00分
勤務時間は相談に応じます。
時給1,520円
病棟における看護業務
詳細は面談の時にお伝えします。
履歴書(市販のもので可)
看護師免許証のコピー(入職時原本提示必要)